郵便の配達が以前より遅くなったような…?今後はどうすれば…?
これは気の所為ではなく本当に郵便の配達が遅くなっております。
業務内容によっては郵便物の到着で業務の進行が左右される、なんてことも考えられます。
本記事にて郵便物到着が遅くなった理由をご紹介し、バーチャルオフィスを利用されるうえでの郵便物のお取り扱いについての注意点も併せてご紹介していきます。
郵便配達の遅延理由
郵便の配達が以前より遅くなった理由は、主に以下の2つです。
土曜日の配達休止
2021年10月から、普通扱いとする郵便物・ゆうメールの土曜日配達が休止されました。
これにより、金曜日に投函された郵便物は、月曜日の配達になります。
都内でも基本は中一日の配達となっており、以前は翌日に届いていたものが届かなくなっています。
例えば木曜日に発送した分は以前であれば金曜日に届いていたのが、中一日後は土曜日となり配達がないので、月曜日の配達となってしまいます。
郵便物の減少と人手不足
郵便物の減少は、インターネットの普及や各種請求書のウェブ化などにより、郵便物の取扱量が減少していることが背景にあります。
郵便物の減少は、郵便局の収益の減少にもつながるため、日本郵便はコスト削減を余儀なくされています。
また、人手不足は、少子高齢化や長時間労働の是正などの影響により、郵便局の従業員数が減少していることが背景にあります。
人手不足により、郵便物の処理や配達に十分な人手が確保できず、配達が遅れる原因となっています。
なお、速達や書留、レターパックプラス、レターパックライト、ゆうパックなどについては、土曜日の配達も継続されており、お届け日数に変更はありません。
2024年秋以降に郵便料金の値上げが予定されています。
2024年秋以降に予定されている郵便料金の値上げは、日本郵便株式会社の経営改善を目的としたものであり、手紙やはがきなどの定形郵便物の料金は、消費税率の引き上げを除けば30年ぶりの値上げとなります。
定形郵便物は、重さ25グラム以下の封書が84円から110円に、50グラム以下の封書が94円から110円に値上げされます。はがきは、63円から85円に値上げされます。
値上げが実現した場合、今後の配達にも影響を与える可能性があります。
手紙やはがきの送付量の減少
値上げにより、手紙やはがきの送付量は減少すると考えられます。
特に、個人間の手紙やはがきは、メールやSNSなどの普及により、すでに減少傾向にあります。値上げが実現すれば、その傾向はさらに加速する可能性があります。
配達サービスの効率化
手紙やはがきの送付量が減少すれば、配達サービスの効率化が図られると考えられます。
例えば、配達の回数を減らしたり、配達の範囲を縮小したりするなどの対応が考えられます。
このように、郵便料金の値上げは、配達サービスに少なからず影響を与えるものと考えられます。
今後、どのように影響が出てくるのか、注視していく必要があります。
バーチャルオフィスにとっての郵便物のお取り扱いについて
バーチャルオフィスに住所を登記してご利用される場合や、自身の住所をさらさないためにバーチャルオフィス住所をご利用されている方の場合、特段の事情がなければ郵便物の受け取り先としてバーチャルオフィス住所を利用するかと思います。
郵便物はバーチャルオフィス住所に到着後、バーチャルオフィスのスタッフが郵便物の転送作業を行います。
バーチャルオフィス業者様の郵便受取サービスによっては様々ですがその日の内に転送、週一回転送、月に一回転送、というようなお取り扱いがほとんどです。
金曜日辺りに出された郵便物は以前であれば1~2日で届いていたものが現在では2~3日かかるようになります。
バーチャルオフィス業者様の週一回転送は業者様によって転送する曜日が異なりますので場合によっては一週間以上遅れて郵便物が届く、なんてことも考えられます。
郵便物をスムーズに受け取る方法としては下記のような事が考えられます。
バーチャルオフィスに直接受け取りに行く
この方法はご利用されているバーチャルオフィス業者様が移動可能距離圏内にあり、かつバーチャルオフィス様にて直接郵便物を受け取ることが可能な業者様に限ります。
注意点として、意外と直接郵便物をバーチャルオフィスにて受け取ることが出来ない業者様が多く、受け取れるとしても事前のご連絡、受け取れる場所が利用しているバーチャルオフィスと異なる、といったことがありますので直接郵便物を受け取ることができるかどうか、確認をされたほうが確実です。
郵便物のスキャンサービスを利用する
バーチャルオフィス業者様の中にはご利用者様より事前に許可をいただき届いた郵便物を開封し、中の書類をスキャンし、メール添付などでお知らせする、といったサービスを実施しております。
スキャンを行うサービスであるためスキャンする内容は書類に限られますが届いた郵便物の中身をいち早く確認する手段としては最速かと思います。
スキャンサービスをお取り扱っている業者様はまだまだ多くはないため、利用できるかどうかは必ず確認を行って下さい。
レターパック・速達を利用する
2024年1月現在では速達や書留、レターパックプラス、レターパックライト、ゆうパックなどについては土曜日の配達も実施しております。
重要な郵便物である場合は事前に速達や書留、レターパックプラス、レターパックライト、ゆうパックなどで送るようにすれば確実に受け取ることが出来る方法となります。
簡易書留を受け取ることが出来ないバーチャルオフィス様はいらっしゃいますがレターパックであれば受け取れる業者様がほとんどかと思います。
お取り扱いできる郵便物を事前に確認しましょう。
郵便物・宅配物の受け取り転送については非常に自由度の高いサービスを行っております。
バーチャルオフィス東京・銀座ではご契約者様にとって、非常に自由度の高い郵便・宅配物の受取・転送サービスを実施しております。
月額3,850円からご利用できるバーチャルオフィスサービスをご利用の方に限りますが郵便物、宅配物の受取・転送については毎日転送・毎週金曜転送・一ヶ月一時預かりより自由に選ぶことが出来ます。
選択した後も自由に変更が可能なので業務内容に変更があっても即座に対応が可能です。
受け取った郵便物については破棄も可能となっており、バーチャルオフィス東京・銀座にて営業時間内であればご連絡なしで直接お受け取りも可能です。
また、有料のオプションサービスとなりますが上記にてご紹介した郵便物のスキャンサービス(1通300円)も実施しております。
また、バーチャルオフィス東京・銀座ではバーチャルオフィスの中でも珍しい冷蔵品や冷凍品、ナマモノなども受取可能となっております。
郵便物・宅配物の受取・転送については非常に自由度の高いサービス内容となっております。
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